開発環境

MacにはXcodeが無償でついてくる。
まぁ、FreeのUNIX(like含む)ではgccは当たり前なんで、ことさらに感心するほどのものではないのかもしれない。しかし、昔のNeXTの馬鹿高い開発環境を考えれば、ありがたいなぁと思うのだ。なかなか自由自在とはいかないけど、開発環境がなければ勉強することも出来ないのだから。
ふつうのPCはどうだろうか。そのその昔にはBASICがあった。DOSになってBASICも有償に。
QuickBASICはまぁまぁよかった。有償であったけれど感心したのはVisualBASICだった。
GUI環境を対象としたプログラミングなので従来のBASICとはかなり考え方が変わるので、昔BASICをかじった程度では結構難しかったのだが、難しいのはGUIオブジェクトの考え方であって、BASICそのものではない。
VBの存在は最終的に他の言語に移行するにせよ、Windowsプログラミングのとっかかりとしては非常に良くできていたと思う。
私はVB2までしか買っていなかったのだが、いつのまにやらEXPRESS Editionyとかいう無償のバージョンが出来ていた。で、久しぶりにちょっと手を出してみたら、ほとんど忘れていたのに、HELPに頼りながら簡単なテストプログラムはとりあえず出来た。
で、Macの話に戻るとVBに相当するものがなかった(知らないだけかも)のは開発環境はあってもとっかかりが難しいよなぁと思う。ObjectiveCも悪くはないけど、たとえば小学生のうちの息子にいきなりプログラミング教えるのにちょっとなぁと思うのだ。ちょっと書いてみて試して、またもうちょっと書いて試して、を繰り返していくのが私の場合の学習スタイル。だからCは勉強するのが結構大変だった(実のところ、本格的なものは完成させたことがない。Webの裏で処理するちょっとしたプログラムぐらいなのだ。)NeXTでは高い金を払った割には、まともに使いこなしたとはとてもいえない。
で、期待しているのはRuby-Cocoa。これってVBみたいな存在じゃないか、と思う。(ただインターフェースビルダーはVBほど簡単じゃない)。そこで今年の正月休みはRubyの勉強をしようと思っているわけだ。